02/5/20(月)
たこ焼き

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宇都宮です。
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ある日の深夜。
帰宅途中に、橋の上にあるたこ焼き屋台の前を通りかかりました。

鉄板の上に一人前ほどのたこ焼き。
僕の目は、たこ焼きにくぎ付け。

「たこ焼き、食べたい」
「でも、こんな時間に食べると胃がもたれるかなぁ？」
「でも、あれ、美味しそうだなぁ」
「う〜ん、どうしよう、どうしよう」

屋台の前で、じっとたこ焼きを見つめる僕。
かなり怪しい。

悩む。すごい悩む。
たこ焼きは、あと一人前。
誰かに注文されたら無くなっちゃう。

「やっぱ、買おう！」と思った矢先、店のおっちゃんが手づかみでたこ焼きをつかんだ。
その直後、屋台の窓を開けて、たこ焼きを川へポイっポイっと投げたのだ。

「あぁーぁ、捨てるなら僕にくれ！」

店仕舞いの時間になったらしい。
たこ焼きは、コイの餌になっちゃった。
あぁ〜ぁ。

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