06/7/30(日)
テクマクマヤコン？マハリクマハリタ？
仕事中ね、お茶飲んでるんですよ。
以前は、毎日500mlのペットボトルを買って飲んでたんだけど、なんだかもったいない気がしてね。毎日買うのは…。
…で、お茶をいれて飲むことにしたの。
急須でお茶をいれるのが一番美味しいと思うけど、ちょいと面倒くさい。
ティーパック入りのお茶もあるけど、それもなんだか味気ない。
僕、静岡の人だからね、お茶にはうるさいのよ。
そしたらさ、こんなのを見つけたの。
インスタント緑茶。
伊藤園の「お〜いお茶」が出してるやつ。
スプーンで粉末を湯呑みに入れて、水（湯）を入れるだけ。
茶葉を粉にしただけのものとは違って、サッと溶けるの。
水や湯を入れる勢いだけで溶けちゃうから、スプーンでかき混ぜる必要も無いくらい。
これね、ティーバックより美味しいかも。
ティーバックは、どっちかっていうと煎茶に近いのね。
緑茶のエキスを湯に染み出させている感じね。
インスタント緑茶は、深蒸し茶（ふかむしちゃ）の雰囲気に近いのよ。
僕、普段飲むお茶も、煎茶よりも深蒸し茶が好きなんです。
茶葉をじっくりと蒸すことによって出てくる、マイルドな味わいと深いコク。
それでいてスッキリとした美味しさ。それが深蒸し茶の魅力。
それに近いんですよ。このお茶。
インスタントでこの味ならば、お茶にうるさい静岡の人でも、「ま、いっか。これで。」ってことになるわけですよ。
こんな風に割り切れちゃうくらい、インスタントなくせしていい感じ。
でね、冬なんかだと、コーヒーカップに温かいお茶を入れて、仕事をしながら飲んでいると冷めちゃうんですよね。ながら飲みしてると。
季節が変わって夏になり、水で溶かして氷を入れて冷茶にしても、やっぱり仕事をしながらちびちび飲んでいると、氷もとけてぬるくなっちゃうんです。
「保温性（保冷性）の高いカップにしなきゃダメだなぁ」
ってことで、取り出したのがアウトドア用のカップ。
このチロルマグMG-301。1998年で製造が中止されちゃったんだけど、今でもアウトドア製品のカップの中では一番美しいと思ってる。
しかも二重構造のステンレスで、保温性（保冷性）を高めているもの。
これ、上の方が少し広がってるでしょ？
この広がりが指にひっかかって、カップを楽に持てるのです。
最近流行のユニバーサルデザインですよ。８年も前のものなのに。
アウトドアのこのテのカップには、たいてい取っ手がついてるんだけど、珍しいことにこれは取っ手がついてない。
「温かい飲み物は両手で包んで、手のひらでも温かさに感謝しながら飲みたい」
…っていう気持ちが、カタチになってると思うの。
美しい。本当に美しい。
製造中止になってしまったのが、本当にもったいない。
話はそれちゃったけど、これを使ってみることにしたんですよ。
氷が溶けるのが遅くなったし、冷たさも長い時間保つようになったんだけど、やっぱり飲み終わるまでにはぬるくなっちゃう。
う〜ん、これでもダメか…。
それじゃぁ、ってことで、保温・保冷に関しては一番古い歴史をもつTHERMOS（サーモス）のマグを使ってみることにしました。
真空断熱ケータイマグJML-351。
これが、スゴイ。
…というか、スゴすぎ。
お茶を飲み終わるまで、氷が溶けずに残ってるんですよ。
蓋がついた飲み口（蓋に小さな穴があいていて、蓋を開けずにそのまま飲める）という点で有利だと思うけど、それ以上に保温・保冷力がすごい。
コーヒーカップのときは、カップの外側が結露してたんですよ。
これって、冷たさが外に出てしまっているという証拠。
チロルマグでも、結露が少なくなったとはいえ結露してたし、カップを持てば冷たさを感じた。
でも、THERMOSは結露ゼロ。
手で持っても、冷たさは全く感じない。
…ということは、中の冷たさが完全に閉じ込められているということ。
THERMOSは、100年くらい前に魔法びんを開発したドイツのメーカーなんだけど、「魔法びん」って呼ばれるだけのことはあるよねぇ。
魔法だよ。魔法。
この世に、「魔法」って付けられた商品って、そんじょそこらには無いでしょ？
さすが魔法。
サリーちゃんや、アッコちゃんよりも身近なところに魔法があるとは。
そうそう、THERMOSの商品で、ずーっと前から欲しいんだけどなかなか買えない物があるんですよ。
【チタンボトル0.48L】
チタンの水筒。チタン製魔法瓶 480ml。世界一軽い 230g。
定価：15,750円
軽さも世界一だけど、値段も世界一。
チタンだから錆びないし、ノンアレルギーだし、耐食性も抜群。
超軽の230gは、荷物を背負って旅する人にとってはすごい魅力。
でもねぇ、いくらなんでも水筒で15,000円は高いよなぁ。
まっ、そういうことで、僕は毎日魔法のマグでお茶を飲んでます。
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